タワーロックの中のリブアボード・ダイビング
タワーロックへの船上ダイビングに期待すること
タワーロックへのライブボードダイビングは、ダイバーがミャンマーで最高のダイビングサイトの一つを体験することができる。このダイビングスポットは、タイとビルマの国境の町カワタウンの北西約120海里(195km)を航行し、北東リトルトレス島の沖に位置している。タワーロックは、ミャンマーのライブボードでしか潜ることができず、その名の通り、水深60m以上までそびえ立つ壁がある。島は海から壮大にそびえ立つ。
ミャンマーの海岸線は様々なサイズの800以上の島が付いている世界で最も広範囲群島の1つである。これらの島々と関連するサンゴ礁システムは、嵐やその他の自然災害から国を守り、さらに重要なことに、これらの沖合の生息地は、信じられないほど豊かな生物多様性の故郷である。
タワーロックへのライブボートは、サンゴに覆われた垂直の壁を探検したり、過去のタワーロックの高さからできた巨石の月面サイトを探検したりと、水面下の美しさを見せてくれる。このエリアには8つ以上のダイブサイトがある。最大水深は40mで、透明度は10mから50mである。流れが強く、水面が荒れやすいので、上級者向きのダイブサイトである。このため、スクーバダイビング・タワーロックは、ダイバーが実際に何にでも遭遇する可能性があるダイブサイトである。
タワーロックのライブボートは10月から5月まで運航しており、水温はシーズン初期は26~28℃、シーズン終盤は30℃になる。この時期の海は穏やかで、空は澄んでおり、人里離れたダイブサイトへのアクセスも良く、コンディションも良くなる。メルギー群島でダイビングを楽しむなら、12月から4月がおすすめだ。
タワーロックで見られるもの
タワーロックでのライブボードダイビングは、ミャンマーのダイブサファリの一環として最適である。このダイブサイトの素晴らしい景観と、ゴーストパイプフィッシュに出会えるチャンスを楽しもう。 クマノミやウツボも多い。キンギョハナダイ、フュージュラー、グラスフィッシュの群れは常に動いている。壁にはソフトコーラル、ウミウチワやウミウチワ、カキやアサリがびっしりと生えている。無数のホワイトバンドクリーナーシュリンプが割れ目を埋め尽くし、装飾されたトゲトサカエビが岩場の間に隠れ、他の生物が割れ目を埋めている。一方、黄色いシマフエダイや青い顔をしたエンゼルフィッシュは、壁を舞い上がる。
大型の個体もよく見られる。モブラ(デビル)エイの群れや、マンタとの特別な接近遭遇に備えよう。
2月から5月にかけてはプランクトンが繁殖し、マンタやジンベエザメを目撃する絶好のチャンスとなる。ご想像の通り、水が栄養豊富なので視界が悪くなる。この栄養分がプランクトンの餌となり、ハードコーラルが印象的な大きさになり、ダイビングスポットに大小さまざまな生物が生息する理由となる。
シーズン後半になると、透明度も良くなる。また、このダイブサイトはサメを見つけるのに良い場所でもある。ブラックチップシャークやネムリブカは、岩の陰に隠れていることが多い。
タワーロックへの行き方
タワーロックへのベストな行き方は、ミャンマーの船旅である。タイが出発点となり、ラノーンから出発する。
バンコク・エアウェイズはバンコクからミャンマー国境のタイ側にあるラノーンへの直行便を運行している。その後、ラノーン空港から出発港までタクシーを利用する。
国内線ではヤンゴン国際空港が主要なハブ空港である。現地航空会社には、エアバガンやミャンマーナショナル航空などがある。ミャンマーに到着したら代理店を通して国内線を予約することができ、国際レンタカー会社はないので、ヤンゴン、マンダレー、バガンのほとんどの旅行代理店、またゲストハウスやホテルで車やドライバーを手配することができる。