ドデカニサ諸島クルーズ

ベスト・ドデカネス諸島クルーズと訪問エリア

ロードス島

ドデカネス諸島最大の島であるロードス島は、それだけで歴史的で魅力的な場所として十分に有名だ。この島の歴史は、この島を訪れるさまざまな観光客と同じくらい多文化的だ。ロードス島の大きな魅力のひとつは、美しい海岸線であり、誰もが感動するようなさまざまなビーチがある。最もドラマチックなビーチのひとつは南部にあるプラソニシで、自然の美しさが際立ち、ウォータースポーツで大人気だ。その他の見どころとしては、近くに美しいビーチもある温泉施設カリテア・スプリングスや、晴れた日にはビーチを楽しみ、涼しくなったら島の素晴らしい景色を見渡せる丘の上の修道院を探索できるツァンビカなどがある。その他の魅力的な歴史的スポットとしては、ロードス島の町の城壁、宮殿、港がある。実際、旧市街全体がユネスコの世界遺産に指定されている。

コス島

ドデカネス諸島で最も風変わりで楽しい島のひとつであるコス島は、アクション満載の場所だが、リラクゼーションの余地も十分にある。ビーチはどこまでも続くように見え、ウォータースポーツはいたるところで楽しめ、サイクリストはギリシャでも有数のサイクリング・ルートを満喫できる。これだけでは物足りないかのように、隣接するカリムノス島とテレンドス島は、世界中のロッククライマーにとって群島最大の魅力のひとつだ。古代ギリシャから中世までの歴史的建造物があり、東洋と西洋の影響が色濃く残っている。

カルパトス島

ユニークな自然を持つカルパトス島は、小型船クルーズでギリシャ諸島の古き良き世界を体験するには、ドデカネス諸島で最高の場所だろう。どういうわけか、この島は観光地化を免れ、その稀有で独創的な美しさを保っている。地質のコントラストに恵まれたカルパトス島には、崖にへばりつくような小さな絵のように美しい村や、人里離れた砂浜が海岸沿いに点在している。漁村やタベルナ、地元の工芸品店は、ギリシャの他の地域ほど近代化されていない、真のギリシャの伝統のエッセンスだ。この島は、クルーズでくつろぎ、過ぎ去りし日のギリシャをのんびりと楽しむのに最適なスポットだ。

ドデカネス諸島クルーズのベストシーズン

ドデカネス諸島を旅するのに最適な時期は、島での冒険中に最も楽しみたいアクティビティによって異なる。ビーチでの長い晴れの日を夢見る人には、6月から8月が最も暖かい気候と活気あるナイトライフが楽しめる。5月と9月～10月上旬も同様に暖かいが、朝晩はやや涼しく、歴史的建造物の見学や夜のバーやレストランの散策に最適だ。この地域は観光客にとって流行の発信地であり、夏のピークシーズンには多くの小型船クルーズが前もって予約でいっぱいになることを覚えておく価値がある。ドデカネス諸島の航空券とクルーズは早めに予約して、自分にぴったりの旅程を確保するのが賢明だ。

ドデカネス諸島への行き方

ドデカネス諸島クルーズへのアクセスは、ロードス島への直行便が最も早く、アメリカのニューアーク空港やヨーロッパの主要空港から行くことができる。また、アテネ経由のフライトも人気があり、ニューヨークから直行便が出ているほか、他のアメリカの主要空港からも間接便が出ている。アテネからピレウスまでフェリーを利用することも可能だが、この場合は所要時間が長くなる。

ドデカネス諸島クルーズのヒント

• ドデカネス諸島はギリシャで最も暑い場所のひとつで、夏の気温は灼熱の一言に尽きる。特に小さなクルーズ船では、涼しい潮風に吹かれ、それほど暑くないと錯覚してしまうこともあるので、日焼け対策は万全に。
• ドデカネス諸島には独特の飲み物や食べ物がいくつかあるが、最も象徴的な2つの飲み物は一緒に提供され、試してみる価値がある。ラキに似た蒸留酒クークジナと、スコルダリア入りのひよこ豆のフリッターは、この諸島の名物料理だ。
• ドデカネス諸島のほとんどの地域では、ショップやレストランなどのサービスが充実しているが、小島やカルパトス島など、人里離れた場所を訪れる場合は、必要なものをすべて持参することをお忘れなく。ドデカネス諸島には、驚くほど手つかずの自然が残っているところもある。

ドデカネス諸島はギリシャ領だが、トルコのターコイズブルーの海岸近くに位置し、豊かな歴史を持ち、文化的には東洋と西洋の伝統が融合している。小型船クルーズは、この美しく多様な群島をできるだけ多く訪れるための非常に人気のある方法である。