バア環礁の中のアドベンチャー・クルーズ
モルディブの小型船クルーズでは、首都マレから少し北に向かうとバア環礁に到着する。バア環礁は75の小島からなり、そのうち13に人が住んでいる。ユネスコの保護地域になっていることで世界的に有名だ。マンタやジンベエザメとシュノーケリングができるハニファル湾のほうが有名かもしれない。
バア環礁ユネスコ生物圏保護区はインド洋、モルディブの中西部に位置する。環礁はカシドゥ・カンドゥ海峡のすぐ北に位置し、環礁北部を地理的に分断している。インド洋最大級のサンゴ礁群があり、インド洋西部と東部からサンゴ礁生物の浮遊性幼生を運ぶ足がかりとなっている。バア環礁のサンゴ礁には世界的に重要な海洋生物多様性があり、シュノーケリングやダイビングで見ることができる。
環礁を構成するさまざまな小島は、ターコイズブルーの透き通った海に囲まれた白い砂浜が長く続き、緑のヤシの木が波打つように並んでいる。バア環礁でのアドベンチャークルーズでは、海水浴、シュノーケリング、スキューバダイビングのいずれでも、サンゴ礁でたくさんの海洋生物を観察することができる。様々な種類のサンゴ、ジンベイザメ、マンタ、ウミガメなどだ。バア環礁では他にもカヤックやサーフィンなどのウォーターアクティビティも可能だ。
バア環礁の人気観光スポット
ハニファル湾
ハニファル湾への訪問をお見逃しなく。マンタやジンベエザメとシュノーケリングができる世界でも有数の場所だ。この湾は、サンゴ礁や海洋生物の生物多様性が著しく、熱帯の楽園が見事に保存されている。しかし、シーズン中はマンタが大量発生することで最も有名だ。シュノーケリングでは、狭い湾内に集中するプランクトンを捕食する、マンタの連鎖やジンベエザメを目撃することができる。また、マンタやジンベエザメは移動することが多いため、バア環礁の他のエリアでもマンタやジンベエザメに出会えるかもしれない。
バア環礁でのその他のアクティビティ
バア環礁の美しいビーチでのんびりする以外にも、カヤックやサーフィンなどのウォーターアクティビティを楽しむことができる。島の美しいラグーンでシュノーケリングをして、サンゴ礁やさまざまな海洋生物の多さを堪能するのもいい。
バア環礁クルーズのベストシーズン
バア環礁のハニファル湾を訪れるベストシーズンは5月から11月だ。この時期、南西モンスーンの影響で大量のプランクトンが押し寄せ、大量のマンタやジンベイザメが湾内に集まってくる。サイクロンフィーディングと呼ばれる、密集したプランクトンの中を隊列を組んで「飛ぶ」マンタに驚嘆しよう。
バア環礁クルーズはどこから出発するのか?
エイダフシはバア環礁の主要な島で、空港、病院、各種官庁がある。また、いくつかのショップやレストランもあり、港は夜間停泊するのに安全な場所だ。