スキューバダイビング in Jardines de la Reina
ハルディネス・デ・ラ・レイナでのスキューバダイビング
キューバの ジャルディネス・デ・ラ・レイナ(女王の庭園)でのスキューバダイビングは、今年の世界的なダイビング・ホットスポットのひとつに挙げられている。この地域は20年以上前から海洋公園となっており、その保護が功を奏している。アメリカの海洋生物学者で、ワシントンのオーシャン・ファウンデーションの上級研究員であるデビッド・E・グッゲンハイム博士は、ジャルディネス・デ・ラ・レイナは「私がこれまで見た中で、最もよく保護され、繁栄しているサンゴ礁だ」と述べている。
ハルディネス・デ・ラ・レイナでのダイビングは、政府と、公園でのスキューバダイビングのライセンスを保持し、年間最大1200人のダイバーを許可し、海洋保護区での生活体験乗船を許可しているイタリアの民間企業アバロン社との協力体制により、ユニークなものとなっている。彼らは協力して公園の保護を守っている。
ジャルディネス・デ・ラ・レイナでのスキューバダイビングは、ZUSRUP(使用と保護の特別規制区域)に限定されている。観光と保護は、特別な規則と規制のもとで互いに協力し合っている。島には住民はおらず、観光の機会も最低限しかない。北部のある地域では職人によるロブスター漁が、南部ではカツオ漁がわずかに規制されているだけである。